「NAGOYAレインボーウィーク 虹色どまんなかパレード」の開催、おめでとうございます。
伊賀市では、「あらゆる差別を許さず、互いを尊重するまちづくり」をめざし、誰もが自分らしく暮らせる多様性のある社会実現のため、さまざまな取り組みを進めています。その1つとして、性的マイノリティの人達の実生活上の困難を少しでも解消するため、「伊賀市パートナーシップ宣誓制度」を2016年4月1日から開始しました。
また、性的マイノリティの人達を取り巻く環境、社会の中の意識が改善されていくことが重要であると考え、性の多様性への正しい理解をもち、LGBT支援者であるALLYを増やすための啓発活動に力を入れています。
制度開始から1年が経過した今、当事者の声を直接聞かせていただき、その声を反映したよりよい支援や啓発の方法を検討しています。地方でのこうした取り組みが、やがて大きなうねりとなり、国を動かす力になると信じています。
結びに、「NAGOYAレインボーウィーク 虹色どまんなかパレード」開催に尽力された皆さんに敬意を表し、イベントに多くの人が集まり、多様性を認め合う人々の輪がますます広がることを祈念し、私のメッセージとさせていただきます。
伊賀市長 岡本 栄